今日この一日にのやるべきことをスムーズ終わらせるには集中力が必要です。ではどのようにしたら集中して一日の作業に取り組めるのでしょうか?
そのヒントはスケジュールの作り方と一日のタスクの立て方です。
一日のタスクは長期的なスケジュールに応じて作られるべきです。言い換えると長期スケジュールから逆算して作られます。
そうすることで詰め込みすぎや時間の持て余しがなくなります。
私自身も学生時代、一日のタスクを立てる前に長期のスケジュールを必ず考えるようにしていました。
それを繰り返して日々を過ごしていて、ほぼ毎日5〜6時には帰っていましたが、修了時は学科総代に選ばれるほど成果をあげることができました。
この記事では一日のタスクを立てる方法についてお伝えしようと思います。
大きな締切を確認する
まず始めに大きな目標の締切を確認します。
今日やろうとしていることは最終的にどこで発表するのか定め、進むベクトルを自分に意識させます。
その意識があると、次に紹介するいつまでに何をするかを考えるときの判断材料になってくれます。
何が必要かの最低限を考える
次にその締切までに最低限で何をする必要があるのかを考えます。
このとき細かいところまで全て考える必要はなく、大雑把でいいので最低限これが必要というものを並べていきます。
このとき、無理な目標は立てては後に絶望するだけです。なので再現性が高く、頑張れば達成できそうな目標を決めます。
細かく考えすぎると、なかなか動き出せず時間ばかり過ぎてしまいます。大雑把に決めて細かいところは取り組みながら、微調整するようにしましょう。
優先順位を考える
やることがわかったらその優先順位を考えます。
これは何をいつまでにやるかを決める作業の準備です。最終締め切りまでに何ができそうか箇条書きで洗い出していきます。
リストができたらその優先順位で番号を振り、並び替えます。
いつまでにやるか決める
優先順位が決まったら、それらをいつまでにやるかを決めます。
ここからようやく一日のタスク作りに直結してくる作業です。
余裕あるスケジュール
スケジュールでは必ず予備日を設けます。
締切へまで一ヶ月あるなら4日くらい、
一週間なら1日
規模にもよりますが、何が起こるか分からないのが研究なのでギリギリのスケジュールは避けましょう。
折り返し日を確認
締切が意識できたら、次に締切までの折り返し日を確認します。
折り返し日までに60%くらい準備が進んでる、または、その目処が立っているのがベストです。もちろん実験手法によってはどうしても無理なこともありますが、「締切へまであと半分」と区切りを設けておくと、それまでに何ができるか集中して取り組みやすくなります。
今週なにするべきか考える
折り返しが意識できたら、さらに中間地点を設けやるべきことを整理していきます。
各週までに終わらせたいことを決めていきます。
これが大きな目標を達成するための道のりになってくれます。
次の半週でやることを決める
さらに細分化します。今週のやることを終わらせるためにこの三日間でやるべきことまたは、できそうなことを選別します。
このとき無理な目標を立てるのではなく、確実にできることから or ちょっと頑張ればできそうなことを優先的に成し遂げられるように目標をたてます。
半週でやることが決まったら、自ずと今日やるべきことが決まります。
今日やることリスト
半周でやることがきまったら、今日のやることリストを作ります。箇条書きで良いので簡単に紙やスマホに書き起こします。
なぜかはわかりませんが私は紙に書いた方が集中できる日が多かったです。
このとき一日でやることは5〜7個くらいにしておきましょう。多すぎると疲労が残り今後のパフォーマンスに影響します。
あとはやることリストに優先順位を付けて淡々とこなすだけです。
ポイントは優先度の高い作業を朝やることです。朝に大事なことを済ませてしまえば、その達成感で次も集中できます。
また、大事な作業が思ったより時間がかかってしまっても、朝から取り掛かっていれば修正がその日のうちに効きやすいです。
朝一の作業は超かんたんなもの
朝に大事な作業は済ませたいのですが、一日の最初の作業には当てないようにしましょう。
朝一が重いとしんどくなり、その日の生産性が落ちてしまいます。
やはり大事なのは達成感です。
朝一番の取り組みは短時間かつ簡単なものがベストです。
まとめ
一日のタスクの立て方を紹介してきました。
一日のタスクと言っても結局は将来の目標へ近づくための行動なので、どの方向に進んでるかを意識することが大事です。一見遠回りに見えるかもしれませんが、良い一日を過ごすには良いスケジュールをしている必要があります。
いきなり今日のタスクを考えるのではなく、長期で考えることから始めましょう。
ありがとうございました!