仕事も研究も勉強も、良い成果を上げるには集中して取り組むことが大事です。
そんなのわかってるけど、なかなか集中できない方もたくさんいると思います。
この記事では、作業に集中できるためのデスク周りの整え方を紹介します。
実際、僕ももともと集中力は無い方でしたが、作業するスペースを集中しやすい環境に整えてから良い成果を継続して出すことができました。
大事なのはわかるけど、色々そろえなきゃいけなさそうでお金かかりそう
たしかに、デスク周辺機器はものによっては高くついたりもするのですが、集中さえできればいいので高価なものを買いそろえる必要はありません。
解説していきます。
デスク環境を整えるときに維持すること
作業用のデスク環境で最も大事なのは、もちろんその作業に集中することです。言い換えると、それ以外のことに注意が向かないようにすることです。
ここで二つのポイントが出てきます。
① 自分にストレスをかけない
② 集中を妨げるものを可能な限り排除する
この二つを解決しながら作業環境を整えていきましょう。なぜこの二つがポイントなのかを理解することでその対策方法の出てきますので、先に人が集中できな理由を説明します。
集中できな理由
もともと人間は集中しないようにできています。その方が自然界では安全だからです。一つのことに集中することは他に注意を向けないことであり、近くにいる天敵に気づけず危険です。
しかし、現代では天敵に襲われるなんてめったにないので(特にオフィスや研究室、家で)、集中できないことはデメリットが大きいです。
簡単に集中が途切れるようにできているのですが、どんなきっかけで人は気が散ってしまうのでしょうか?
大きな原因はストレスと視覚的情報です。
ストレスを得る(問題を抱える)
ストレスがかかるということは解決しなければならない問題があるということです。
今取り組むことと他にやることがあるということを意味するので、他の問題が解決されない限り、頭の中ではマルチタスクをしていることになります。
人間は脳を一つしか持ってないので一度にできる作業は一つのみです。
ストレスは長期的でしか解決できないことも多いのですが、直ぐに解決できるものもあります。それが姿勢です。
姿勢が悪いと体に余計な負担がかかり、作業が途切れてしまったり、そもそも集中状況になれないことすらあります。
何かが視界に入る(頭によぎる)
視界に入ると何かを思い出し、余計なことを考える原因になります
机の上に作業と関係ないものが置かれていると気になってしまい、作業を始められなかったり、作業中の集中が途切れやすくなります
集中しやすいPC環境とは、整理されており、作業を始めやすい、そして途絶えにくい環境ともいえます。
集中できるデスク周りの作り方
姿勢にこだわる
先述したように、姿勢を正すことで作業効率は図れます。
すなわち、集中しやすい作業環境とは作業中の姿勢が正しくなるような環境ともいえます。
少しでも余計な負荷がかかる場合はすぐ改善しましょう。その微妙なストレスは蓄積され生産性の低下につながってしまいます。
モニターの高さ
モニターの高さは目の位置とモニターの上部が同じ位になるのが丁度いいとされています。
低いと猫背になり、高いと首が疲れてしまいます。どちらの姿勢も長時間のパソコン作業には向いていません。
もし自分のモニターが低すぎる場合はモニターデスクを使ってみましょう。
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ちなみに僕は学生時代、モニターの高さ調整を研究室にあったジャンプを重ねてしてまいした。また、ジャンプの表紙はカラフルで気が散るので上からキムタオルをかけてカモフラージュしてました笑
机または椅子の高さ
机の高さはキーボー作業をするときに肘の角度が90度よりちょっと大きくなるような高さがベストです。
机の位置についても高すぎると肩がすくんだり、猫背になります。また、低すぎるとシンプルに打ちにくいです。なので、机の高さもこだわりましょう。
ただ、机の高さを変えられない場合は椅子の高さを調整することをお勧めします。
また、キーボードそのものの高さについて考えたいです。ものによっては(特にメカニカルキーボード)は高さがあったりします。
少しでも打ちにくいと感じたら、位置をずらしたりアームレストを使って手首への負担を減らしましょう。
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机の整理
次に取り組みたいのが机の整理です。机の上には極力何も置かず、使い終わった参考書や道具はなるべく元の位置に戻しましょう。
また便利上良く使う本やタブレットを机上に収納しておきたい場合は横済みせず、ブックエンドなのどをつかって立てておきましょう。すぐ取り出せ、すぐ戻せるからです。
極力何も置かない理由は当然気が散るからです、他に目のやり場がなければ視線の向かう先はモニターだけになります。
雄一置くとしたらその日のやることリストだけです。今日のやることを見直すことで、締め切り効果で集中力が高まります。
ただし、作業中はその作業に集中したいのでやることリストも目立たないところに移動させましょう。
注意、やることリストがただの紙だとひら〜っとどこかにいってしまい、それはそれで集中力の妨げになるので、100均で売っている貼れるタイプのものがいいです。
やることリストの作り方も紹介しているので参考にしてください
PC内の整理
この記事ではパソコン周辺だけではなく、パソコンの内部もデスク環境とみなします。なぜなら、本記事の目的は「集中すること」だからです。
どれだけ机周りが整理されたとしても、PC作業中に気が散ってしまっては意味がないです。
なので一緒にPC内の環境まで整えましょう。
デスクトップは必要最低限
デスクトップには毎日使うものだけ置きましょう。目安は最左一列のみソフトのアイコンが並ぶくらいです。毎日たくさんのソフトを使う場合は、フォルダ分けして見かけ上のアイコンを減らします。
繰り返しますが、人の集中力は本当にもろいので極力何もない状態にしなければ、作業を始めるまでに時間がかかってしまいます。
フォルダの整理
デスクトップ整理ができたら次にフォルダ内の整理もします。
必要なファイルやフォルダに直ぐにたどり着けるように細かくフォルダ分けしていくのがおすすめです。論文と発表スライド一緒のフォルダに入っていたり、フォルダ名と関係ないファイルが入っていたりすると後でたどり着けない、もしくは時間がかかってしまいます。
また、ファイル名やフォルダ名も一目でどんな内容なのかわかるようにしておくべきです。
最初は面倒に感じ、時間もかかるのですが、長い目で見ると細かく整理されてる方が時短になります。
ちなみに、実験データや発表スライドのファイル名には日付を入れておくと後々便利です。
また、ファイル名にはスペースやハイフンなどは使わず必ずアンダーバーを使いましょう。プログラムで操作するときに誤動作が起きやすいからです。
僕はフォルダ内の整理に加えて、よく使うデータや資料は別途管理用Excelを作り、フォルダのアドレスを埋め込んで、1クリックでアクセスできるようにしていました。
まとめ
それでは作業頑張ってください!
ありがとうございました!